必見!遠足の引率で意識すること5選!

いよいよ暖かくなり、春全開ですね。

春といえば、小学校では「遠足」がある学校が多いと思います。

子どもたちにとっても春の一大イベントですよね。

楽しみにしている子どもたちも多いでしょう。

この遠足、教師は当然、引率をするわけですが、その引率のコツってご存知ですか?

今回は、私が考える「引率のポイント5選」について話をしたいと思います。

でりぐ

引率のポイントを知っておくと、心に残るイベントになること間違いなしです!

目次

引率のポイント5つ

遠足の引率、そのポイントはズバリ次の5つだと思っています。

ポイント1 事故を絶対に起こさない
ポイント2 1人1人の体調に常に気を配る
ポイント3 全員がそろっているか、常に確認する
ポイント4 事前と事後の指導を大切にしておく
ポイント5 忘れ物・落とし物への対応ができるようにしておく

1つずつ詳しく見ていきましょう。

ポイント1 事故を絶対に起こさない

まず、遠足でいちばん大切なのは「事故を絶対に起こさない」ことです。

そんなの当然でしょ?と思われたかもしれません。

ですが、最も大切なことです。一番大切なのは、「楽しかった」「思い出に残った」ということではありません。

安全に無事に家に帰った」これです。

楽しい一日になるはずの遠足が、たった一瞬の油断で悲しい思い出になってしまうことは、絶対に避けなければなりません。

そのためにも、できれば事前のルート確認はしておきたいですし、危険な場所や注意が必要なポイントをあらかじめ把握しておくことが大切です。

また、移動中は子どもたちの列が乱れないように声かけを続けること、

信号のある交差点では全員が青になるまで絶対に渡らないことなど、基本的なルールを守るよう、繰り返し伝えることが必要です。

先生自身も、常に周囲を見渡し、先回りして危険を察知する「目」と「心」をもって行動しましょう。


ポイント2 1人1人の体調に常に気を配る

2つ目は、「体調に常に気を配る」ことです。

1つ目とも関連しますが、一番大切な目標は「無事に帰る」こと。

ですので、体調が悪くなる、それが重症につながることは絶対に避けなくてはなりません。

子どもたちは普段とは違う、非日常の遠足をとても楽しみにしています。

非日常だからこそ、体調が崩れやすかったり、普段と違う状況だからこそ、重症化する危険も大きいのです。

引率する先生は、常に子どもたちの表情や様子をよく見ておく必要があります。

歩くスピードが急に遅くなったり、顔色が悪くなっていたり、口数が減っていたりしたら、それは体調の変化のサインかもしれません。

「大丈夫?」と声をかけるだけでも、子どもは安心しますし、早めに対応することで大きなトラブルを防ぐことができます。

水分補給のタイミングもこちらからこまめに促して、熱中症などの予防もしていきたいですね。


ポイント3 全員がそろっているか、常に確認する

これも安全に関わることですね。

学校外に出るということは、それだけ危険が増すということです。

行方不明になった。いつ、どこでいなくなったか、分からない。

それでは、確実に子どもの命を守ることができません。

「一人でも迷子になったら大変」。これもまた、引率の際に絶対に忘れてはいけないことです。

出発の前、バスの乗り降りのとき、目的地での行動前後、そして帰りの集合時…。

あらゆる場面で、子どもたち全員がそろっているかを丁寧に確認することが必要です。

名前を呼んでの点呼はもちろん、グループごとにリーダーを決めて、お互いに声をかけあう仕組みを作ると安心です。

子どもたちにも「自分たちでお互いを気にかける」意識をもってもらえるよう、事前に話をしておくと、より安全な遠足になるでしょう。


ポイント4 事前と事後の指導を大切にしておく

安全な遠足にすることができれば、次にその充実を図っていきましょう。

遠足当日をより充実したものにするためにも、事前と事後の指導が大切です。

どんな目的があるのか。それぞれの目標を何にするのか。

その行程の中でどのような計画にするのか。

見通しをもたせて、準備をさせます。

さらに、事後に振り返りをさせましょう。

「目標は達成できたのか」「どんなことが楽しかった?」「こんなことに気をつけてよかったね」など、一人一人が感じたことを言葉にすることで、学びが深まります。

目的達成のために事前と事後の時間も大切にしましょう。


ポイント5 忘れ物・落とし物への対応ができるようにしておく

子どもたちは非日常の中で「忘れ物」「落とし物」が多くなります。

いつもと違う環境の中でのことで、さらに限られた空間ではないので、取り返せないことも多くなります。

引率する先生が忘れ物がないか、落とし物がないか、チェックしていきましょう。

また、「忘れてくるかもしれない」と予測して動いておくことも大切です。

全てを準備はできませんが、箸や予備の水くらいはあるといいかもしれませんね。

また、行動中も先生が定期的に「荷物ちゃんとあるかな?」と声をかけることで、意識づけができます。

まとめ

以上、遠足の引率で意識すること5つについてお話してきました。

次の5つになります。

ポイント1 事故を絶対に起こさない
ポイント2 1人1人の体調に常に気を配る
ポイント3 全員がそろっているか、常に確認する
ポイント4 事前と事後の指導を大切にしておく
ポイント5 忘れ物・落とし物への対応ができるようにしておく

遠足は、子どもたちにとって特別な思い出になる大切な1日です。

先生にとっては準備も当日も大変かもしれませんが、「楽しく、安全に、みんなで過ごせた」という経験は、子どもたちの心にずっと残ります。

ぜひ、あたたかなまなざしで、1人1人に寄り添いながら、素敵な遠足を作り上げてくださいね。

でりぐ

引率する先生は大変ですが、意識するポイントを持っていれば大丈夫です!

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