超重要!小学校国語で教材研究はなぜ必要なのか?

「小学校国語で教材研究は必要ですか?」

「教材研究しなくても小学校の国語なんて教えられるよ」

このように考えられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、教材研究をしておくと、

信じられないくらい単元づくりの幅、授業における指導の奥深さがちがいますよ。

今回はぜひ教材研究について学んでいきましょう。

でりぐ

教材研究をすると国語の授業が本当におもしろくなりますよ!

目次

教材研究が必要な理由

まずは、教材研究が必要な理由からです。

その理由はたくさんありますが、大きく言うと3つになります。

・教えられる内容が広がり、深まる。
・単元づくりの幅が広がる。
・授業がおもしろくなる。

1つずつ詳しく見てみましょう。

教えられる内容が広がり、深まる

教材のことを深く理解すると、教えられる内容が広がり、深まります。

教えられる内容がたくさんあることは教師としても教えやすく、安心感がありますよね。

これは国語科に限ったことではありません。

すべての教科等において、教えられる内容が豊富にあることは

授業をやりやすくしてくれますよね。

単元づくりの幅が広がる

教材について詳しく理解している場合としていない場合では、単元づくりの幅が全くちがいます。

それは料理をつくる時に食材についてどれくらい理解できているか、と似ています。

食材のことを理解できていれば、様々な料理、そして適切な調理方法が分かりますよね。

それと似ています。

「海の命」にある9つの会話文ということを例にしてみましょう。

9つしかない会話文ですから、それは当然、教材の特徴となります。それだけその9つの会話文は重要なものとなるわけです。会話文をこの作品の特徴、象徴的なものと知っていることで、その会話文を中心とした単元づくりを進めることができるわけです。そして、その単元づくりの方向性は教材の特徴を確かにとらえたものとなっているはずです。

授業がおもしろくなる

何よりも教材研究最大のメリットは「授業がおもしろくなる」ことです。

子どもにとって、知らないことやおもしろいことを教えてくれる先生、授業は楽しいに決まっています。

しかも学習内容をよく理解している先生の話は分かりやすく、聞きやすいものです。

だからこそ、子どもは授業を受けたい、知りたい、学びたいと思うものです。

これまで述べてきた理由も合わせると、

教えられる内容が広がり、深まった先生がつくる単元は幅広く、

その先生は知らないことを分かりやすく教えてくれることになります。

これで授業がつまらなくなるわけがありません。教材研究は授業をおもしろくしてくれるのです。

でりぐ

まずは教師が教材について深く知る、理解すると授業はとてもやりやすく、面白くなりますね。

教材研究のやり方

では、そのように教師としてメリットの多い教材研究はどのように進めたらいいのでしょうか。

それは大きく3つあると思っています。

・先輩の先生方に聞く。
・書籍を読む、研究会に参加する。
・自分で研究する。

それぞれについて解説していきます。

先輩の先生方に聞く

1つ目の方法は、「先輩の先生方に聞く」です。

私自身、この方法でたくさんのことを教えていただきました。

とにかく先輩の先生方は教材に何度もふれ、実際に授業を行われているため、多くのことを知ってらっしゃいます。

しかも、教え方もとても上手です。

尋ねるのは少し勇気がいるかもしれませんが、「この先輩に聞きたい!」という先輩がいれば、忙しい合間を縫って話をする時間をとるべきですよ。

あなたが聞きたい!と思った先輩であれば、こころよく教えてくれたはずですよ。

聞くのが一番早いです。

書籍を読む・研究会に参加する

2つ目は、「書籍を読んだり、研究会に参加したりする」です。

教材研究に関する本はたくさん出版されています。

探してみて、読んでみると目からウロコな情報がたくさんありますよ。

また、いろんな研究会に参加することもいいと思います。

研究会では、専門家である大学の先生からの教材解釈であったり、

その教材研究したことの生かし方が理解できたりします。

ぜひたくさんの書籍や研究会に研究会に当たってみて下さい。

新たな発見と授業へのヒントが見つかると思います。

自分で研究する

3つ目は、「自分で研究する」ことです。

これが一番おすすめではありますが、一番難しいです。

なぜなら、自分で教材研究をするには、それなりの知識や視点が必要となります。

しかし、その知識や視点があれば、どんな教材でも研究することができるようになりますし、研究の過程も自分のものとなることで授業や学習に生かすことができます。

この自分で教材研究する方法については、ここで述べると長くなりすぎるので、また別の記事にしましょう。

いきなり自分で研究することは難しいので、先輩に聞いたり、書籍や研究会で経験を積みながら、知識や視点を身に付けていくのがいいかと思います。

でりぐ

少しずつでいいので、焦らず、ゆっくり教材研究する力を育てていきましょう。

まとめ

ここまで、教材研究が必要な理由と教材研究の方法について話をしていきました。

教材研究が必要な理由は3つです。

・教えられる内容が広がり、深まる。
・単元づくりの幅が広がる。
・授業がおもしろくなる。

次に、教材研究をする方法も大きく3つあります。

・先輩の先生方に聞く。
・書籍を読む、研究会に参加する。
・自分で研究する。

教材研究をすると毎日の授業は本当におもしろく、楽しいものになります。

それは、教師にとっても、子どもにとってもです。

ぜひ教材研究をやってみてくださいね!

でりぐ

ぜひ教材研究のおもしろさにふれてみて下さいね!

教材研究をすると、言語活動をつくるのもとても面白くなりますよ。

おすすめの言語活動も読んでみてください。

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