ズバリ!板書を美しく書くコツ6選!!

毎日、書く板書。できれば美しく書けるようになりたいですよね。

小学校の先生が黒板を美しく書くことは、

子どもたちにとって学びやすい環境づくりの第一歩です。

もちろん練習を重ねて、文字を美しく書けるようになることは大切ですが、

少しポイントを押さえるだけでも板書は驚くほど美しくなります。

ここでは、黒板を美しく書くための6つのポイントを、

できるだけ分かりやすくお伝えします。

でりぐ

すぐにでも実践できるポイントも多いので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

目次

板書を美しく書くためのコツ6選

板書を美しく書くためのコツは次の6つです。

ポイント1 きれいに消す
ポイント2 チョークを正しく持つ
ポイント3 まっすぐに書く
ポイント4 流れを決める
ポイント5 定規を活用する
ポイント6 写真を撮ってふり返る

この6つのポイントになります。

それでは、1つずつくわしくお話していきますね。

ポイント1 きれいに消す

ポイントの1つ目は、「きれいに消す」ことです。

美しく書くコツが消すこと?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、私が板書で最も気をつけていることは、この「きれいに消す」ということです。

黒板というのは、基本的に同じ板を1時間ごとに使って、消して、また使います。

ですので、毎回、消さなければならないのですが、雑に消したままにしておくと、

チョークの跡や粉が残っていて、次に書く文字が見えにくくなります。

跡が残らないように、一定方向に少し力を入れて、丁寧に消すことこそ、

美しい板書には欠かせない準備となります。

ポイント2 チョークを正しく持つ

ポイントの2つ目は、「チョークを正しく持つ」ことです。

チョークの持ち方は、意外と見落とされがちですが、とても大切なポイントです。

チョークの持ち方については、別のページで説明しているので、

ぜひご覧ください。

ポイント3 まっすぐに書く

ポイントの3つ目は、「まっすぐに書く」ことです。

板書があまり美しく見えない原因の1つに、

文字の中心がガタガタしていたり、斜めに曲がっているということがあります。

まっすぐな黒板の罫線などをうまく活用し、文字のベースラインをそろえ、

まっすぐなラインを意識して書くと、全体が整って見えます。

このことを意識するだけでもかなり美しさが違いますよ。

ポイント4 流れを決める

ポイントの4つ目は、「流れを決める」ことです。

これは少し難しい技術になりますが、ここで言う「流れを決める」とは、

授業の初めから終わり、考えの始まりから終わりというような、

事柄や時間の始めから終わりの流れを決めて、それに逆らわないということです。

上から下、右から左というようにその黒板における流れを決めたら、

必ずその流れに従うようにします。

この流れに従わず、もしくは流れを決めずに書いてしまうと、

書き方もバラバラで、見る方もどう見ていいのか、読んでいいのか、分からなくなってしまいます。

流れを決めて、必ずそれに従う。

それが書きやすく、見やすい板書になります。

ポイント5 定規を活用する

ポイントの5つ目は、「定規を活用する」ことです。

ポイント3でも話をしましたが、「まっすぐなライン」というのは、板書において重要な要素です。

その大きな手助けをしてくれる存在が「定規」です。

定規は、黒板を美しく使うための心強い味方です。

線を引くだけで、板書がぐっと引き締まって見えます。

たとえば、見出しの下に一本線を引くだけでも、情報が整理されて読みやすくなりますし、その線がまっすぐ書き、構造化するための補助線となります。

確かに、わざわざ定規を置いて書くのは、手間だし面倒だと思いますよね。

分かります、その気持ち。

でも、慣れていけば使いこなせるようになります。

しかも、慣れていくと定規がなくても、まっすぐに書けるようになります。

初めは定規を使ってまっすぐを意識していきましょう。

ポイント6 写真を撮ってふり返る

最後のポイントは、「写真を撮ってふり返る」です。

板書というのは、その時間が終わると消えてしまいます。

ですから、後でじっくり振り返ろうとすると、記録に残しておく必要があるのです。

記録に残しておいて、あとで自分の板書を見返してみましょう。

客観的に時間をかけて見ることでいろいろな気づきを得ることができます。

さらに板書を記録しておくことで、授業の内容も思い出すことができますし、ふり返ることができます。

その写真をクラウドに保存したり、配布・配信したりすることで、

子どもたちが必死に黒板を写す作業も軽減することができますね。

どんなことにも役立てることができますよ。

まとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、美しく板書を書くコツ6選についてお話してきました。

ポイントは、次の6つです。

ポイント1 きれいに消す
ポイント2 チョークを正しく持つ
ポイント3 まっすぐに書く
ポイント4 流れを決める
ポイント5 定規を活用する
ポイント6 写真を撮ってふり返る

このポイントを意識しながら、美しい板書を目指していくことで、

少しずつ自分が思い描いている板書ができるようになるはずです。

でりぐ

焦らずに、少しずつ自分の上達を認めていきましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次